病名は・・・男-2


オーストラリアの方で社会学者、男性学・男性性研究の第一人者、 R・W・コンネルという人がいます。 1995年にこの方が出版した著書「 Masculinities」によると、 従来の男女関におけるそれぞれの在り方において男はこうあるべき だとかこうしなければならないという集合的無意識に知らぬ間に縛られ、 自分の価値観として染み付いている中で、 複雑で多様性に富んだ男性社会における相互作用、 つまりはピラミッドによる階級社会の過ごし方を観察してみると、 社会で主流とされている男らしさを「覇権的男性性」 これに対して非主流を「従属的男性性」 とする捉え方を構築した方の本です。
これを日本社会に当てはめると前者は「 職場のパワーゲームの勝者」「家族にとって経済的、 精神的な支柱」「冷静沈着で弱音を吐かない」 と言った伝統的な男らしさのルールの具現者であり、後者は それらを具現化できないルールから逸脱した男性ということになり ます。いつの時代も、 主流の男性たちは非主流を蔑み脇へ追いやることによって自らの覇 権性、権威を誇示してきています。 それは日本型の従属的男性の生き方にラベリングという決めつけを して社会から排除する行為となっています。 一定の社会システムを守るためにその集団が集団であるためにその 集団に適合しにくい人たちに対し規制を設けてアウトサイダーとか The Othersというレッテルを貼ることで逸脱を生み出してきてい る。例えば白人が黒人に対して、 一般市民が知的障害者や身体障害者に対する行為や見方がその例で す。 ラベリング理論は逸脱を告発された人々と告発を行う人々との相互 作用に焦点を当て社会問題に様々な物の見方を見いだしていると言 われています。苦悩する男性と他者、社会との関係を考えると、「 従属的男性性」保持者の社会的排除には、「覇権的男性性」を備えた男たちだけでなく社会や女性たちも加担しているといえます 。日本の現代社会において、最も注目すべきなのは、この" 落伍者" としての烙印を押された男たちが今では多数派であるということです。言ってみればそれは庶民ということでしょうか。 またそれは一方向的生き方だからそうなっていると言えます。

 

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